あきのひ
野菊

主人公は野菊。上の写真のような、夕日が沈む頃の野原が舞台です。

この詩は前半と後半に分かれています。
「かぜが/とおりすぎました~」と「だれかに よばれたきがして~」です。

前半で、風に吹かれて野菊の花びらがそよそよとゆれている情景が描かれています。
しかしこの詩では、「わたしは~ゆすりました」と、自分から花びらをゆらしたように書かれています。
実際だと、「ゆすられました」あるいは「わたしの はなびらは/ゆれました」となるはずです。

「私は、風さんが通り過ぎたので、『おやすみ、また明日ね』とあいさつしたのよ」という意志が感じられます。

 後半では「だれかに よばれたきがして」野菊は後ろをふりかえります。

自分が風にあいさつしたのと同じように「さよなら、また明日ね」と誰かが自分に呼びかけたと思ったのでしょうか。

ふりむくと沈む夕日が眼にはいります。
「くるくる」とは、丸くて愛らしいさまをあらわしたり、軽く回るようすを表現する擬態語です。

野菊は、夕日が自分に「おやすみ、またね」と手をくるくると振っているように感じたのでしょうか。
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