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この記事は、「十種神宝」姉妹サイト「国語学習の手引き」をもとに作成しました。興味のある方はこちらへどうぞ。
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3時間目 あきのひ のぎく みちこ
野菊

主人公は野菊。上の写真のような、夕日が沈む頃の野原が舞台です。

この詩は前半と後半に分かれています。
「かぜが/とおりすぎました~」と「だれかに よばれたきがして~」です。

前半で、風に吹かれて野菊の花びらがそよそよとゆれている情景が描かれています。
しかしこの詩では、「わたしは~ゆすりました」と、自分から花びらをゆらしたように書かれています。
実際だと、「ゆすれました」「ゆすられました」あるいは「わたしの はなびらが/ゆれました」となるはずです。

なぜ「わたしは~ゆすりました」と表現したのか理由を考えさせます。

まだ自動詞他動詞については学習していませんが、この表現の意味の違いを言わせることです。
そして、「私は~ゆすりました」から、野菊の気持ちを考えさせ発表させます。

「私は、風さんが通り過ぎたので、『おやすみ、また明日ね』とあいさつしたのよ」というような解釈になるのではないかと思います。

後半で「だれかに よばれたきがして」野菊は後ろをふりかえります。

自分が風にあいさつしたのと同じように「さよなら、また明日ね」と誰かが自分に呼びかけたと思ったのでしょうか。

ふりむくと沈む夕日が眼にはいります。
帰港 川田吉治-1200x1701
「くるくる」とは、丸くて愛らしいさまをあらわしたり、軽く回るようすを表現する擬態語です。

実際に手を「くるくる」回させます。
すると「バイバイ」の動作であることに気づく生徒がいます。

  • 野菊は、夕日が自分に「おやすみ、またね」と手をくるくると振っているように感じたのかもしれませんね。
とまとめて「夕暮れ時、互いに『さよなら』を言い合って別れていく情景」であることをおさえて終わります。

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