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問1
 A先生は、学年主任から忠告や注意を受けるときには、次のようなことを心がけています。不適当と思われるものを一つ選び、記号に○をつけなさい。
  • ア 忠告されたことは、忘れないようにすぐ手帳にメモしている。
  • イ 注意されたことが納得できなくても、感情的にならずに相手の話を最後まで聞くようにしている。
  • ウ 注意を受けたあとは、反省していることを態度で示すため、なるべく神妙な顔をして、口をきかないで仕事をしている。
  • エ 忠告を受けた内容が事実と異なり、誤解であったときには、チャンスを見て、誤解であることを話している。
  • オ 自分のミスを指摘されたときには、素直に「申し訳ございません」とわびるようにしている。
問2
 A先生は、小中連絡会の案内状を作成し関係者に交換便で送りました。ところがあらためて文面を見ると、会議の終了時間が1時間遅く書かれていました。このような場合○藤先生は校長先生、教頭先生にお詫びした後、関係者に対してどのようにするのがよいですか。次の中から不適当と思われるものを一つ選び、記号に○をつけなさい。
  • ア はがきで、終了時間が違っていたことをわびて知らせる。
  • イ 大人数ではないので、電話で終了時間を訂正してわびる。
  • ウ 終了時間を訂正した文書を作り、わび状と一緒に再度郵送する。
  • エ 開始時間は間違っていないので、当日会議前に知らせてわびる。
  • オ 終了時間を訂正した文書を作り、送信状にわびの言葉を添えてファックスで送る。
問3
 次は、「宿題をなくして欲しい」という保護者の説得の仕方についてS藤先生が考えたことです。中から不適当と思われるものを一つ選び、記号に○をつけなさい。
  • ア 相手との間に強い信頼関係がある場合は、多少くだけた言い方をするのもよいかもしれない。
  • イ 親しくない相手の場合は、相手と親しい人に頼んで助けを借りると効果があるかもしれない。
  • ウ 相手が自分と同格の場合は、自分より地位が上の人に同席してもらうのもよいかもしれない。
  • エ 説得に対して相手が感情的になった場合は、それ以上は続けず機会を改めた方がよいかもしれない。
  • オ 相手が自分の言い分に固執して説得に応じない場合は、むしろ相手のペースに乗った方がよいかもしれない。
問4
 A先生は教頭先生から「特に急がないが、この報告をまとめておいてもらいたい」と資料を渡されました。量が多く時間がかかりそうでした。A先生は時間があるときにと思ったのでそのままにしていました。ところが2~3日後に教頭先生から「昨日頼んだ報告はできたか」と聞かれ「まだです」と答えると、不満そうな顔をされました。今後このようなことをなくすためにA先生はどうすればよいですか。箇条書きで三つ答えなさい。
 
正答と解説

問1 ウ

ウは、いかにも「反省をしている」というアピールのようですが、「拗ねている」「反感をもっている」と受け取られても仕方がありません。
職場ではコミュニケーションをとることが大切です。その観点から「口をきかないで仕事をしている」というのは反抗的な態度と考えられます。

注意や忠告を受けるときの心構えは、素直な気持ちで受け止めることです。
「申し訳ございませんでした。今後、気をつけるようにいたします。」と素直に謝りましょう。
その時、泣いたり怒ったりして感情的にならずに、冷静に自分を見つめ直すことが大切です。

よく「私は悪くない」「○○先生のせい」「どうして私だけ」と考えることがありますが、見苦しいと思います。「誰に言われたか」ではなく「何を言われたか」を意識しましょう。また、相手の話を最後まで聞くことが大切です。

話の途中で、「でも」「それは」などと口を挟むと、相手の怒りに火に油を注ぐ結果となることがあります。

内容は忘れないようにメモしておきますが、相手の話した内容が間違っていた場合も、話が終わったあと別の機会に言います。(このときメモが威力を発揮します。)
当然のことですが、忠告・注意を受けたことをあとに引きずってはいけません。
極端に落ち込んだり、ふてくされたりすると、ほかの仕事に影響するので、なるべく気持ちを切り替えましょう。

問2 エ

発送した文書は校長名のもので、公文書扱いです。従って訂正も文書である必要があります。

そうでなくても出席者は案内された時間で予定を立てています。1時間早く終わることが分かれば他の予定を入れることもできたはずです。従って、当日知らせるなどは不適当ということです。

大人の都合で終了時刻が勤務時間外となることが予想されたとしても、勤務終了時刻を明記しておきましょう。(これは校長命令による出張扱いの会議ですから、時間外勤務を命ずることはできないのがタテマエです。会議開始時刻から終了時刻まで5分間、という非常識な通知は出さないことです。)

問3 オ

説得というのは、自分と違う考えの相手に自分の考えを納得させることです。
相手が説得に応じなければ何らかの方法で納得させなければいけません。

相手のペースに乗るとは相手の考えに合わせることになり、一歩間違えると言質をとられてしまいます。
いざとなったら「学年主任(教頭先生・校長先生)と相談してお答えします。」と言って持ち帰りましょう。
そして後日学年主任以上の先生と一緒に説得に臨みましょう。

問4
  1. 「急がない」と言われても一応の期限を聞いておく。または、できそうな日を言って教頭先生に確認する。
  2. 教頭先生の指示の仕方の癖を早く知るように努める。
  3. 時間がかかりそうな仕事を指示されたときは早めに取り掛かり、中間報告をするようにする。
「急がない」と言ったのだから、「できたか」と聞いたことに大した意味はないと考えられます。
そもそも、教頭先生(やエライ先生)の指示の仕方には癖があるものです。そのことを踏まえた観点からの答えられればよいと思います。