• 電車の中では、両手でつり革につかまるようにして、手を下げない。
  • 通勤時間をずらして満員電車を避ける。
  • 可能な限り女性のそばに行かない。
  • 自転車通勤が可能なら、電車を使わない。……etc。
これは、痴漢冤罪とならないための常識です。
もし痴漢と疑われたら、とりあえず警察に連行され現行犯逮捕。検察庁に身柄と共に書類送検されます。そこで無罪を主張しても、やっていないことを証明しない限り有罪です。
そのため、起訴された人の99.9%は有罪になるそうです。
痴漢ではないないことの証明がほぼ不可能なことを利用して、痴漢冤罪詐欺も横行していると聞きます。
痴漢冤罪

冤罪詐欺とまではいきませんが、逆ハラスメントも横行する昨今です。例えば
  •     上司が部下に挨拶しても返事が返ってこず、仕事の指示を出しても「今は忙しいから」と反発されて、それが部署全体に広がる。
  •     優しい性格で部下を叱れない上司に対し、叱られないことをいいことに仕事をさぼったり上司に仕事をやらせることが常態化する。
  •     ミスを指摘しただけで「パワハラですよ」と言われ注意ができなくなる。
 等、枚挙にいとまがありません。

教職員の不祥事で、児童買春や強制わいせつ、そこまで行かなくても迷惑行為や盗撮などがあります。
これは社会人としてアウトであることは言うまでもないことです。
(でも一般社会人より発生頻度は低いと思いますよ。児童買春だってサイバーパトロールからその子が特定されケータイの通信記録から芋づる式に検挙されたと報道されていますが……それで逮捕されたのは教職員一人だけ……?)

しかし、私たちが子どもを指導・注意する行為は、ハラスメントととられ、逆にパワハラ・セクハラと言い立てられる可能性が常につきまといます。
(特に女子生徒の指導ではセクシャルハラスメントがらみでは冤罪詐欺まがいのようなことをされないとは限りません。)

ハラスメントをやったら確実に戒告以上、相手がそれによってダメージを受けて病名がついたら最悪免職となります。
しかし痴漢をしていないことの証明が難しいように、指導した内容が本当に指導であったのかハラスメントであったのか、判断は難しいのです。
(そして報道を見る限り、教育委員会も学校も「信じられない」とは言っても弁護してはくれないようです。報道に出ない事案はどうかわかりませんけどね。)

生徒指導の時も、自分で自分を守ることを常に考えていなくてはいけません。
  • 複数対応が原則。できない場合は最低でもドアを開けておく。
  • 指導は登校時間内に。できない場合は保護者の了解をとる。
  • ボディコンタクトは一切禁止。机等を叩く等もダメ。
  • 言葉尻だけをとられるようた単語を使わない。(「バカ」「アホ」「帰れ」等)
  • 行為と人格を区別する。(「気持ちは分かる。でもたたいちゃだめだ」は良いが「人をたたくなんて最低だ。」はダメ)
  • 子どもの発言、指導内容等は逐一記録する。
  • 「報告・連絡・相談」+「日常の教員間の情報交換」を積極的に行っておく。
子どもや保護者との間に信頼関係を構築しておけば……とよく言われますが、現実にはどうでしょう。

私たちは『走れメロス』ではありません。
自分は信頼されていると思っていて実は信頼されていなかったと思い知るのは悲しいことです。
しかし逆に自分は信頼されていないと思っていても実は信頼されていたとわかるのは嬉しいことです。

基本的に、あなたが子どもや家庭を信頼するのは自由ですが「子どもや家庭はあなたを信頼している」と考えない方が精神衛生上良いと思いますよ。